先日も書いたように、先月の30日。パシフィコ横浜で行われた
「AAA2008 昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦」へ行ってきました。その時の詳しいことをレポートにしたいと思います。つたない文章(そのうえ長い)ですが最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
まず、今回のライブを一言で言うと
近年稀に見るパロディ色・お笑い色の濃いAAAライブだったと思います。歌はもちろんのこと全体的に”楽しい”雰囲気のライブでした。
湘南巡りを済ませ(こっちの方も後で書きたいと思います)夕方の5時半ごろ私は桜木町駅に到着した。そこから会場であるパシフィコ横浜国立大ホールへと向かうわけだが、そこまでが意外と遠かった。東京駅の京葉線ホームの如く延々と続く動く歩道やランドマークタワー、そしてクイーンズスクエアの中を通って15分以上は掛かったと思う。また、クイーンズスクエア内ではクリスマスツリーの点灯式が行われており人だかりができていて少し遠回りをする必要があった。
パシフィコに到着
それはさておき無事会場に到着。入場の列に並ぶことに。しばらく待っていると目の前の桟橋に沖のほうからイルミネーションの綺麗な船が近づいてきた。よく見るとそれはサザンファンなら「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」でお馴染みのマリーンルージュではありませんか。もちろん、船の存在は知っていたがまさかこんな所から発着していたとは。てっきり大桟橋あたりから発着してるのかと思い込んでました。いつか、こんな船で愛されたいもんです…(笑)
マリーンルージュ
そうこうしているうちに開場時間に。今回はグッズ売り場でTシャツ(黒)とストラップとタオルを購入した。
そして座席の方へ。私の席は2階の後ろの方の席だったのですが、ホール会場というだけあってそれほど距離は感じなかった。左右の画面には東京タワーをイメージしたレトロな感じのAAAのロゴが映っていて、昭和の名曲(知らない曲も多数!)がBGMとして流れていた。
開演の20分前くらいから楽器のチェックが始まり場内の雰囲気は少しずつ高揚してきた。
そして7時を回り、客電が落ちいよいよ「昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦」の開幕だ!
まずは総合司会及び紅白両組の応援団長の紹介。
今回、栄えある総合司会を務めるのはなんとあの
”宮田出留”(っておい 笑)
この名前からして今回のライブのパロディ度の高さが伝わってきました(笑)
そして、どこかで聞いた事がある声の応援団長は白組”西郷マネ彦”、赤組”水前寺キン子”…。
紹介の時のネタはサッパリ分かりませんでした(爆)・紅白ベテラン対決M1:サン・トワマ・ミー/越路吹雪(1966年)これは平成生まれの私でも分かる世代を超えた名曲ですね。確か、中学の時の教科書にも載っていたような(載ってなかったかな…)気がします。
緞帳が上がると桑田さんは2段構造になっているステージの上段に登場!1曲目はこの名曲をサラッと唄ってくれました。
M2:青い山脈/藤山一郎(1949年)M3:コーヒー・ルンバ/西田佐知子(1961年)この曲は今年3月に放送された「桑田佳祐のオールナイトニッポン」でも唄ってましたね。録音して何度か聴いていたので一緒に歌うことができました。
M4:上を向いて歩こう/坂本九(1961年)この曲も世代を超えて有名な名曲ですね。間奏でステージサイドからバンドメンバーが登場。(この曲まではカラオケ)
ここで最初のMC。歌を多く聴かせる為か「真夏の大感謝祭」以上にMCは短めでした。
・GS VS 恋と涙と太陽対決M5:君だけに愛を/ザ・タイガース(1968年)M6:恋の季節/ピンキーとキラーズ(1968年)M7:君に会いたい/ザ・ジャガーズ(1967年)M8:恋のハレルヤ/黛ジュン(1967年)M9:ブルー・シャトー/ジャッキー吉川とブルーコメッツ(1967年)このコーナーで唯一の知ってる曲でした。このあたりは知ってる曲が少なくて個人的に中だるみ状態(?)でした。
M10:太陽は泣いている/いしだあゆみ(1968年)M11:風が泣いている/ザ・スパイダース(1966年)M12:夕陽が泣いている/ザ・スパイダース(1966年)M13:真赤な太陽/美空ひばり(1967年)・フォークVSニューミュージック対決M14:学生街の喫茶店/GARO(1972年)私の中ではまさにフォークのど真ん中といった感じの曲です。後ろの画面には学生運動の頃の映像が流れてました。
M15:五番街のマリーへ/ペドロ&カブリシャス(1973年)初めて聴いた曲ですが、洋楽っぽさが残っていて後ろに流れてた映像と共に懐かしい感じがして良いですね。
M16:心の旅/チューリップ(1973年)♪嗚呼、明日の今ごろは〜の歌詞が印象的な曲。まさかこの曲を唄うとは思ってませんでした。アウトロがビートルズの「Hey Jude」になっていました。
M17:あの日にかえりたい/荒井由美(1975年)M18:さよならをするために/ビリー・バン・バン(1972年)M19:シルエット・ロマンス/大橋順子(1981年)M20:ルビーの指環/寺尾聰(1981年)う〜ん、この曲はやっぱり名曲ですねぇ。アウトロのアレンジが良かったですね。
M21:時代/中島みゆき(1975年)♪そんな時代もあったねといつか話せる日がくるわ〜という詞が胸に沁みる名曲。こんな曲をデビュー曲で書ける中島さんは凄い人だと思う。(私の表現力の無さに嗚呼がっくり…)後ろの画面には大阪万博からあさま山荘事件まで様々な昭和の出来事、そして平成への時代の移り変わりが走馬灯のように流れていて印象的でした。
ここで2回目のMC、それから特別審査員の紹介。特別審査員は渚園でも登場した爆笑問題の2人でした。相変わらず爆笑問題の漫才は最高ですね
。特に麻生総理ネタと南極2号ネタには思わず吹き出しそうになってしまいました。・歌謡曲フルバン&レビュー対決M22:いいじゃない幸せならば/佐良直美(1969年)ここからはブラスがサックス4本、トランペット3本、トロンボーン3本
という大編成に。間奏のホーンセクションがカッコよかったです。
そして桑田さんのキラキラのジャケットと飾りのついたマイクスタンドが昭和っぽくてよかったです。
M23:さらば恋人/堺正章(1971年)この曲も良いですね。思わずマチャアキが唄ってるのかと錯覚するほど歌声が似てました。この曲に限らず今回のライブは声真似をしている曲が多かったように感じます。「長崎は今日も雨だった」「君といつまでも」「あの鐘を鳴らすのはあなた」など
M24:経験/辺見マリ(1970年)サザンの「経験U」のタイトル元にもなった曲。曲調といいエロティックな詞といい桑田さんにピッタリでしたね。
M25:空に太陽がある限り/にしきのあきら(1971年)桑田さんはスター錦野になりきって(?)踊ってました。最後にクルっと一回転してバッチリ決めてた所が面白かったです。
M26:終着駅/奥村チヨ(1971年)M27:長崎は今日は雨だった/内山田洋とクール・ファイブ(1969年)いやぁ〜、この曲も初聴きでしたが良い曲ですね。こういう感じの歌謡曲も結構好きですね。
しかし、後ろに流れる”ひとりクールファイブ”には思わず吹き出してしまい曲どころではなくなってしまいました(笑)今でも見る度に笑ってしまいます。
M28:他人の関係/金井克子(1973年)M29:君といつまでも/加山雄三(1965年)船長になりきって唄う桑田さんが印象的でした。間奏のセリフはメッセージ的なものに変更されてました。(最終日はちゃんと言えてなかったけど 笑)
次回に続く!